不幸の始まりは丸太突き刺さった事件

すべてをなくした俺が復活するまでの道

作者別: hasegawa

無敵シャンプー

最近気になってきたことがいくつかある。
まずは顔の表情。
会社では、甘やかされて育ったであろう部下に腹を立てたり
定年後の身の振り方に悩んだりしていることがあるせいか
しわ 特に眉間の辺りに縦しわが目立ようになってきてしまった。
実は寝る目に奥さんが使っている栄養クリームを
盗みながらちびちび使っているので 心なしか      
しわが薄くなってきたように思う。
勝手に使っていると気付いたらきっと激怒するだろうけど。
でもその激怒、もともとは俺の給料で生活し、購入できた
ものだから偉そうな事は言わせない。

次に気になるのが白髪だ。
これは本当にやっかいで時間をかけて染めても
2週間ほどしたら もう白髪がキラキラと目立ち始める。
これが本当に腹立たしい。
いつも風呂に入る前に鏡でチェックするときには
気が付かないのに、翌朝目覚め一番で鏡を覗くと
めちゃくちゃ目立っている。
俺はこの瞬間が人生で一番と言って良いほど大嫌いだ。
一日我慢して、その晩 風呂の中で素っ裸になり
白髪染めのために長い間鏡を見なければならないと言う
姿は誰にも見られたくないと思う。

サバンナの真ん中ででひとりぼっちでたたずむ小鹿のような
無防備な姿だ。
小鹿か大鹿か分からないが(笑)毎度の煩わしさから抜け出せる
方法はないかと常日ごろから思っていた。

そんな時、新聞に無添加白髪染めの折込広告が入ってきた。
『おぉっ!何とタイムリーな』と思い
半信半疑で軽く読んだら何だか髪にも良さそうなので
グッと引き込まれてしまった。
利用者の声もまぁまぁだし、とにかく無添加と言う点が
気に入った。

何と言っても洗うたびに染まっていくらしいので
周りに気付かれないうちに自然に色がついていくから
そこが嬉しいポイント。
新聞の折込ほど気にしないものがない、と言えるほど
今まで全く見なかったのだが今回は珍しく捨てずに
広告をそっと四つ折にして大事によけておいた。

後で電話注文してみようと即決した。
これでもうサバンナの大鹿から抜け出せると思うと
嬉しい。

人生勉強

株やFXで儲けだしたら止まらない 傍から見たらうらやましい?
初心者OKのFX投資スクールで基礎知識をつけた
僕が株をやりはじめたきっかけ。
これはカバードワラントともいう株の売買の企画商品なんです。
今ではミニ株みたいな安価で株式投資できるのもあるのですけど
10年前くらいに始まったのかな・・。
数千円とか数万円で株の売買ができて
それも普通の株式投資だったら手が出せないような       

高額の優良株にも手が出せたんです。

レバレッジって少額の1万円でもあたかも10万円持っているかのように
株式投資ができるんです。
これこそがeワラントの目玉とも言える部分なのですが
レベレッジをかければかけるほど、さっきのパターンでは
1万円を10万円にするのですからレバレッジ10倍ということです。
早い話がギアチェンジのようなものですね。

それで、確かに美味しい話ではあるのですけど、これって
思った方向に向けば1万円で10万円持っているかのように
勝つことができるからすごく大きい。
1万円が一日で数倍とかそれこそ10万円以上になることも
可能だから、ここぞ一発!って感じでやってた。
もちろん世の中良い話ばかりではなくて、このeワラントは
負け方向に動くとすぐにジエンドになってしまう。

1万円で10万円を持っているかのように株式投資ができるので
上に上がるも下に下がるもギアチェンジしているかのように
振り幅が大きいんですよ。
だから、上に上がる分には天井知らずなんですけど
下に下がる分には、すぐに1万円を越えるくらいの負けになってしまうので
その場で試合終了。

まあ、1万円投資なら1万円の負けになるだけなんだけどね。
負ける方向に触れると一瞬のうちに負けが確定というか
そのまま放っておいても浮上の余地がない。

株式投資の登竜門なんて言われてるけど、ここで身ぐるみはがされて
本チャンの株式投資の世界に入るまでに手持ち資金がなくなるなんてことが
あるから。
損切りができないからだろう、なんて言われることがあるんですけど
そんな問題じゃなかった。
上がるときにすごく喜んでも下がるときの急降下ぶりがすごかった。
このeワラントで大もうけできる人は何をやってもうまくいくんだろうな、なんて思います。
そういう意味では株の初心者がこのeワラントで投資しないほうがいいですね。
普通の株のほうがよっぽど負けませんよ。
その後、身ぐるみはがされた状態に陥ったのでした。

借金の時効

単身赴任中のこと。
当時はバブルの時代でコンピュータの仕事がいくらでもあって
知識がなくてもとりあえず、とりあえず何とかなるみたいな
変な勢いのあった時代です。
私がそうだったというわけではないのですが
多少プログラムが出来る程度で、入社してすぐさま
派遣という形で某大病院のシステム作りに行かされたのです。
仲間はすでに結婚していて、工場勤めから憧れのコンピュータ会社
に勤務していました。。
今でいうとITエンジニアですね。
当時は経験を積めばSEになれる時代です。

前置きが長くなりましたが、当時は20代半ばで単身赴任ですからね。
それに、結婚3年目ということで子供もできて、生活面では
油の乗り切ったころではあるのですけど、まだ若かった・・。

それに、単身赴任という気軽だと身軽さも・・。
毎日仕事は忙しかったのですが、若く体力もあったので
22時23時くらいに終わっても宿泊先のホテルに戻るのではなく
居酒屋なんかをハシゴしてました。
当時は、風営法も緩やかで24時過ぎても街が明るかったんですよ。
当然のごとく給料だけでは足りなくなり、
カードローン業者からまとまったお金を借りました。

その頃テレビのある番組で借金には時効があると言うことを知りました。
この時効は、法律的には「消滅時効」と呼ばれていて
借金の時効は5年と定められているそうなんです。

つまり、5年間借金を放置していれば返済しなくても良い
というのがこの規定の考え方です。

いつから起算して5年なのか、ということについては
様々な考え方がありますが、基本的には
契約日や返済予定日などから数えて5年と考えることが
多いようです。

一口で言うと簡単に聞こえますが実際にはそれほど単純な
話ではありません。
借金を返済していないという状態を継続している必要があるし
お金を借りているという事実を認めたり
あるいは借金のうち一部でも返済した場合には
消滅時効が中断されることになります。

そのほかにも内容証明で返済を催促されたり訴訟を起こされたりしたら
単純に消滅させるというのはかなり難しそうです。

個人でも書類を作成して郵送できそうですが、やはり
司法書士や弁護士といった「法律の専門家」に相談した方が
スムーズで確実に手続きができるとも言われます。
業者との交渉はプロの手に任せた方が良い場合もありそうです。

不幸の始まりは丸太突き刺さった事件

会社も辞め、彼女も失い、親から勘当宣告。
すべてをなくした俺だが、必ず復活するぜ。

その誓いの証として今日から日記を書くことにする。

ドラマによく出て来る典型的な教育ママ、
それが俺の母親だった。

高校受験でその鬼のような母親のおかげで進学校に合格。
さらに、大学受験では親の希望通りに東大に合格。

まぁ、俺の受験は東大より高校受験の方がきつかったかな。

そして、友人と同じように公務員試験を受けたら合格。
惰性で進んでいたら官僚の階段を登ることになった。
人生を変えるドラスティックな事件は入社2年目のことだった。
鬼のような仕事量をこなし、
帰ろうかということになったのが午前3時。

明日は彼女とデートと言うことなので、終電前に一度帰宅し、
車で職場に戻っていたので、友人を送ることにした。

友人宅に着くと、急激な眠気に襲われたので、
ちょっと友人宅で休ましてもらおうと車を止めた。

問題は車を止めた場所が人生を変えた。

友人宅前のコインパーキングは満車。
眠いこともあり、仕方なく近くに路上駐車。

まぁ、明け方ということもあり、1~2時間
の駐車ということもありかなと思い、車を止めた。
仕事の疲れもあり、仮眠のつもりが気が付けば午前10時。

急いで友人宅を出て、車を取りに行くと、
なななんと、車に丸太が刺さっている!!!

マジか!?????

何度もその光景を疑ったが、間違いなく
丸太が俺の車に突き刺さっている。

正確には、その丸太はリアウインドウ
からフロントガラスを貫通している状態。

車内にガラスの破片が散乱しているのがわかる。
怖すぎる・・・

これは悪夢か?

呆然と立ちすくみながら、現実ということを理解した。

どうしたらいいのか?

すぐさま友人に電話をかけ、
その悲惨な状況を説明する。

友人に事情を説明すると、
なぜそうなったのかがすぐに理解できた。

私が車を止めた場所というのは、
ヤ〇ザの事務所の前だったのだ。

以前にもこの手の丸太事件があったそうだ。
JAFに電話すべきか、警察に電話すべきか、
1日迷うほど動揺していた。

今から考えるとホント、悩むことなく警察に電話すべきだが。

結局、迷った挙句どこにも電話することが出来ず、
彼女にボロカス言われながら再度友人宅に戻った。

どうすべきか、この事件の動揺を収めるために、
ウイスキーを飲みながら、友人と作戦会議。

前日の疲れもあり、そのまま眠ってしまった。

気が付けば今度は午後10時。

また、寝過ごしたのか!?
と自己嫌悪に陥りながら、すぐさま車を見に行った。

車はそのままあった。
もちろん、丸太は刺さったままだ。

もちろん、元に戻っているということはない、
というこはわかっていたが。

気になるヤ〇ザの事務所の電気は消えている。

迷うことなく友人に手伝ってもらい、
車に刺さっている丸太を抜いた。

車内は荒らされているわけではなさそうだ。
ただし、ガラスの破片だらけ。

とりあえず、運転席と助手席の周り
のガラス片を払い、車に乗り込む。

そして、キーを差し込み、エンジンをかける。
かかった!!

ヤ〇ザの追手が来るのではないか!?
とびくびくしながら車を走らせた。

なんとかヤ〇ザと絡むことなく切り抜けた?
という感じである。

もちろん、翌日車を修理に出したことは言うまでもない。

実はこの事件が、俺の不幸の始まりである。

ただ、この話を友人にすると、爆笑される!!
なので、この後に起こった様々なことも書いていこう。

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